レッグウェアのSPA「チュチュアンナ」の今秋冬は、「クラシックフェミニン」と「クラシックモード」がテーマ。海外のデザイナーコレクションでは40~50年代調のクラシックスタイルが多数登場しましたが、レッグウェアでもクラシックテイストがキーワードになるようです。
チュチュアンナの2013年秋冬商品展示会で、今季のレッグウェアのトレンドを聞いてきました。
「クラシック」は2011年秋冬から継続のトレンドですが、今季はとくに「モード」と「フェミニン」なテイストが浮上し、よりきれいめのスタイルが主流になるそうです。同社では、「カワイイ」というコンセプトを引き継ぎながら、クラシックフェミニンなタイツを多数展開していきます。
カラーは黒を中心に、ダークグリーン、レッド、ローズピンク、インクブルー、リッチグレー、ゴールドなどのダークカラーに注目。ダマスク柄や迷彩柄のほか、アンティーク調柄、バラ柄、スタッズ付きなど、柄のバリエーションも豊富です。
ところで、ダマスク柄とはどんな柄でしょう?
ファッション用語辞典で調べてみました。
ダマスクとは、文様を織り出した紋織物の緞子(どんす)のこと。中世初期に絹織物を生産して栄えた都市、ダマスカス(現在のシリアの首都で世界文化遺産に登録されています)で高級絹織物として発達したので、ダマスクと名付けられたそうです。主に、テーブルクロスなどのインテリア用として使われています。
この織物の文様をダマスク柄といい、花や果物、動物をモチーフとしたものが多いようです。2013年秋冬の海外コレクションでは、ドリスヴァン・ノッテンやジェイソン・ウーなどがジャケットやパンツ、スカートに使用していました。
今秋注目のクラシックなフレアスカートやサーキュラースカートとも相性抜群です。
詳しくは下記のサイトでも解説されています。
また同社では、今秋の特徴として、薄手のタイツが売れ筋の中心になると予測しています。すでに今春夏も、若い女性の間では「薄手のタイツ」として黒やベージュの無地のパンストが好調です。ミニスカートやショートパンツに合わせてはくことで、脚がきれいに見えるからだとか。その流れから、これまで主力だった80デニールに代わり、今秋は20~40デニールの薄手タイツを中心に展開していくそうです。
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